鶴見線は前々から乗っては見たかったものの基本東京(と埼玉)が守備範囲の自分には当然のように全くその機会が無かった。まぁわざわざ乗らんよね。乗鉄でもないと。で、今回沿線のCUE氏宅を訪ねることになり、ようやっとその機会が来たのだった。
が、数日前から撮影的に押さえたい場所をチェックし、それなりに気合を入れていたものの、当日は前日のアトラクションの疲れで起きることが出来ず、鶴見駅に到着した頃には訪問予定時刻をすでに過ぎているのであった。申し訳ないことである。
しかも、鶴見線ホームに居りますのはCUE氏宅最寄り駅である浜川崎駅方面とは違う海芝浦駅行き。が、次は30分後なのでとりあえず乗ってしまうことにする。
ホーム屋根が何か鉄だらけなのが大変よろしい。
一番前の車両には親子連れがチラホラ。お父さんの方は楽しそうに写真を撮っているが子供はツマンなそうだったりして、その子供に妙なシンパシーと感じてしまったり。
線路上が駅周辺を除いて草ボウボウなのが物凄く気になるのだった。
そんなことを気にしている内に浅野駅に到着。ここで降りる。ホームと車両がエライ離れていてビビる。
駅の無人っぷりに少し驚く。
ここからは歩きで浜川崎方面へ。道端に放置自転車が多い。
横羽線高架下に来るとゴミの多さもさることながら、ホームレスが集めてきた缶を選別しながら要らないスチール缶をその辺りに投げ捨てているのが、デトロイト風である。
そんなこんなでCUE氏宅に到着。その後、帰りは浜川崎駅から鶴見線でと早めに上がらせてもらう。
ここで間違えて南武線・浜川崎駅に突入してしまうが、スイカの方は特に問題なかった。
電車に乗り込むと何故かアフリカ系の人ばかりで、どこの国の路線に乗っているのか分からなくなる。
国道駅で降りる。当初は朝ここに訪れる予定だったのだ。
無人と思ってたら、駅員が二人居た。キセルが多いんだろうな。
国道駅高架下は現在ほぼ廃墟になっている。
途中でとっぷりと日が暮れたので、そのまま高架横を歩いて鶴見方面へ向かうことに。
帰りもJRはツマラナイので京急に乗ることにする。
といった感じで帰宅の途へついたわけだが、自分の落ち度で時間がしっかり取れなかったのが非常に勿体無かったと思うくらい興味深かったというのが正直なトコロだ。都心近くでこれだけ空気感に違和感がある路線ってのも珍しいだろう。その違和感を褒め称えつつオワリとしたい。