映画『バード』の関係者評価の低さから眺めていくジャズのある側面 前編
今回はタイトル通り、モダンジャズ創始者の一人、というか当時のジャズを転換させたチャーリー・パーカーの伝記映画である『バード』は何故、その実在の“バード”を知るジャズ関係者からの評価が低いのか…
『極道の妻たち』 いまさら五社英雄シリーズ
さて、地味に続けてきたこのシリーズだが、今回を持って打ち止めとしたいと思う。というのも、五社英雄作品にイマイチ陽が当たっていない状況で「いまさら」と付けて始めた頃と違い…
本人達が語る「大島渚殴打事件」 成行古書案内
野坂昭如が大島渚・小山明子の結婚三十周年記念パーティーで、大島渚を殴打した事件はもうシツコイくらいにネタとして使い回され…
『人斬り』 いまさら五社英雄シリーズ
この『人斬り』はどうも三島由紀夫という人間を前に置いて語られることが多い映画になってしまっている。「楯の会事件」という世間を揺るがした事件を起こし…
殿山泰司「日本女地図」 成行古書案内
殿山泰司という役者に対しては妙な思い入れのようなものがある。なにしろ脇役として腐るほど作品に出ている人なので、姿形の記憶というものは…
『陽暉楼』 いまさら五社英雄シリーズ
現在では五社英雄といえば宮尾登美子ものという定評ある。実際に、当時スキャンダルに塗れ悪評紛々だった五社からの…